滝区会 電子回覧板 - 地域/組織紹介

滝地区のご紹介(詳細)

【滝地区】滝の由来
早滝比咩神社の奥には坂川池があり、昔は大規模な滝が流れ、由加山に通じる渓谷沿いに美しい飛沫をあげ参拝者の目を楽しませていたそうです。 しかし、安永元年(1772年)の洪水で岩石が大崩落し、景観を変えてしまったと言われています。 江戸時代には「滝村」と言い、田畑30丁4反(30.4㌶)家屋83軒、人口450人だったという記録が残っています。 「滝」という地名が、この「滝」に由来していることに間違いないところです。

  


【早滝比咩神社】

起源は大宝元年(701年)紀州熊野12社のうち、1社を歓請(かんじょう)されたと言われています。 本殿は元禄14年(1701年)建立されました。 当社の御祭神は瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)・速秋津姫命(はやあきつひめのみこと)・「天吉葛命(あまのよしくずのみこと)の三柱です。 この神々は罪穢を払い給う神、火伏せ神と言われています。

  

【正蔵院】

高野山真言宗の寺院で、児島霊場65番札所。開基は1212年800年余りの歴史があります。 本堂に隣接する閻魔堂(えんまどう)には、地獄を再現した20体の仏像が安置されています。 江戸時代の作で、県の重要文化財に指定されています。

  

【廃寺跡】

滝地区には廃寺院が多く、現在も地名に次の七坊の名が残っています。 大坊、岡の坊、正尺坊、中の坊、北の坊、池の坊、奥の坊です。 滝地区は市内でも古くから栄えた土地で、古墳跡などもあります。


【早滝自然公園】

早滝比咩神社をスタートとする早滝自然公園があります。この公園の中に一の滝、二の滝、三の滝があり、県下でも有数の滝でしたが、江戸時代の洪水で崩壊しました。 戦後は児島湾干拓工事ため、この滝の多くの石が砕石され、滝の周辺は雑然となって しまいましたが、三の滝と呼ばれる滝のみはかろうじて滝らしい景観を留めています。 6月にはホタルが乱舞し、区民の憩いの場です。

 

【早滝比咩神社秋大祭】




【山車巡行】

早滝比咩神社の秋大祭は、10月の第3土、日曜日に行われます。 お神輿・山車(だんじり)が、地区内を練り歩き、暖かいお迎えを頂いています。

山車(だんじり)

【シャギリ練習】

秋祭りの山車に乗って奏でるのが、シャギリです。 笛、太鼓などを演奏する事を「しゃぎる」という動詞から「シャギリ」と呼ばれるようになったと言われています。 シャギリ演奏の楽譜など決まったものは無く、親から子へ孫へと150年以上受け継がれ、保存会が毎年子ども達に指導しています。


【コウノトリ飛来】

平成28年と平成30年にコウノトリが来ました。兵庫県コウノトリの郷公園より放鳥されたコウノトリと確認されました。 平成30年は数日しか、滞留されませんでしたが、今後も飛来が期待されます。

 

防災情報

■滝地区 関連防災情報